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「毛皮のマリー」と一期一会

初めて観てきた毛皮のマリー。

寺山修二が美輪明宏のために書いた舞台。息子を愛する男娼の母親の愛と悲しみのお話し。

http://etheatrix01.eplus2.jp/article/431657044.html

「世界は何でできてるか考えたことある?マドロスさん。表面は大抵みんなウソでできているのよ」

セリフの端々に寺山修司らしい世界が垣間見えて、世界にどっぷり。
まったく意味をなさない言葉でなく、かといってすぐに理解できるというものでもなくて、
見えそうで見えてこない世界、届きそうで届かない言葉たち。

驚いたことに、何が良かったかって、前半の梅垣義明の「醜女のマリー」。
きらびやかな衣装や美術と共に舞台を独り占めして舞い踊ってた。
麿赤兒さんも観てみたかったけど、梅垣義明が良かったからこれはこれで大満足。

後半の美輪さんの独白のシーンではどんどん舞台に引き込まれる引き込まれる。
恐ろしさと、コミカルさと、恨みと、悲しみの回顧。
その後の、母の子に対する歪んだ愛情と、子を守ろうとする強さと、自分で抱えている業と。
自分に注がれる愛が無い中で、子にそそぐ愛は際限がないほどで。

舞台に出てくる、まったく "普通"じゃ無いアンバランスな人たちも、
バラバラに崩壊していく舞台ではなくて、そういう人も世界は包み込んで日々動いていく。

最後に子が母のもとへ戻ってくる。嫌悪していた母、出て行った子に怒りが震えていた母。
それでも帰ってきた子を守ることについて、命をかける母。恐ろしい鬼のような母。

人の表面がウソでできているなら、表面がはがれホントが出てくる瞬間、出てきた瞬間、何が見え、何を見るんだろう。


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いつもとは違う場所の浜松だったのは、浜松公演しか無いとの早合点から(笑)
しかたないかと思いつつ調べると、面白げなところが沢山あるがね。
ずっと食べたかったさわやかハンバーグ、走りたかった新東名。写経に御朱印。
かなり遊べれたので、観光+観劇もたまにはいいね。今度はどこに行こうか。

ゆっくり過ごす時間はなかったので、今度行くときは泊りとかがいいかもな。
うなぎも食べてみたいっすね。さわやかハンバーグまた食べたい!

https://goo.gl/photos/jqDmKKJoG6XWaKGk9

今回調べたら、黒蜥蜴ってもう舞台は観られないのね。次の美輪さんの舞台は観に行けるのだろうか、と思いつつ。
楽しかった時間ってのはあっと言う間で、次も楽しく過ごせればと願うけど、また会える保証は無い訳で。

「一期一会」って意味をほんの少し知ることができた旅。
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[毛皮のマリーと一期一会

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